かなしいことなんかじゃない 

妄想と力、妄想は力。正しい恋愛のありかたを、妄想を用いてアカデミックに考察するブログ

恋愛について大事なことは、すべてもりばやしみほから学んだ

 31歳にもなってカノジョがいないので、そりゃ恋愛したいし、お金を払わずにHなことだってしたいのだけど、わたしのまわりには嫌悪感を抱かせる女ばかりだし、当然、向こうも、わたしのことを大嫌いだとおもっている。今日も職場で無視され、面倒くさい仕事をまわされた。

 しょうがないので、女性歌手の恋愛の歌を聴いて、そこで歌われる「あなた」とか「君」って言葉を、自分のことだと妄想して、デートしたり食事したりHなことしたりしている。 

 そんな妄想恋愛の触媒として一番リピート回数が多いのは、ブログのタイトルにもなっている、ハイポジの名作『かなしいことなんかじゃない』である。

 ハイポジ=もりばやしみほの作る歌の登場人物は、計算高くて、Hが好きで、でも時にはHをかけひきの道具に使って、それでもHを楽しんでいて、無垢で、健気で、いじわるで、わがままで、オシャレで、男を翻弄して、濡れやすくて、純真で、柑橘系のよい香りがして、スケベで、かわいい。

 ホント、わたし好みの女の子だ。

 そんな女の子の日常や感情の揺れを描いた歌を、耳元で囁くような声(吐息も聞こえる!)で歌うのだからたまらない。何だかこの先、ずっと女性と恋愛する機会がなくても、ハイポジのこのアルバムさえあれば(あとはもう少し安い値段で、Hなお店で性欲解消できれば)、それでいいような気がしてくる。

 また、仮に女性と恋愛する機会が訪れた際も、ハイポジ=もりばやしみほの歌は、女心をしる恋愛マニュアルとしても機能する。このアルバムを聴いたおかげで、女の子の濡らしかたがよくわかった。とにかく「糸くず」をとってあげればいいいのである。世の文系男は、脱オタなんちゃらを読む前に、『かなしいことなんかじゃない』をきけばいいのである。

 しかし、このアルバムの歌詞は、作者(もりばやしみほ)の個人的な心情であり、女性心理として一般化できない、なんて反論する女もいるだろう。とくに、わたしの職場の女たちは、自分とはまるで関係のない歌だといって笑うはずだ。

 しかし、それは性格の歪んだブス女たちの嫉妬である。世の中には『かなしいことなんかじゃない』に共感する美少女が推定6000人はいて、その子たちは、わたしと出会い、恋愛し、糸くずをとってもらうのを待ちわびているはずだ。

 願わくば、世のすべての女性が『かなしいことなんかじゃない』の歌の主人公のようになりますように。そして、もりばやしみほが、また歌たってくれますように。心から願っています。

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